山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

山の自然学カレンダー2023 8月・トウヤクリンドウへの訪問者/平和なキノコ雲

山の自然学カレンダー2023 8月・トウヤクリンドウへの訪問者/平和なキノコ雲

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2023年8月版は 石井誠治さんからの応募作「トウヤクリンドウへの訪問者」「平和なキノコ雲」が採用されています。

2023年8月 トウヤクリンドウへの訪問者/石井誠治
2023年8月 平和なキノコ雲(藻岩山にて)/石井誠治
2023年8月/石井誠治・トウヤクリンドウへの訪問者 / 平和なキノコ雲(藻岩山にて)
2023年8月/石井誠治・トウヤクリンドウへの訪問者 / 平和なキノコ雲(藻岩山にて)

撮影:石井誠治

添えられたテキスト:1
高山に咲く可憐な花トウヤクリンドウ。名前のトウヤクは当薬と書き、当薬とはセンブリの根を指します。リンドウの仲間の生薬名は竜胆。苦い薬の代表熊の胆より苦いといわれています。訪花したヒラタアブの表情は読み取れませんが蜜は苦いのでしょうか。

添えられたテキスト:2
撮影場所:北海道札幌市 藻岩山
雲は湿度100%でエアロゾルを核としてできた水滴です。上昇する湿った空気の気温が下がり、含み切れない水分が細かな水滴となって漂い光を反射するため雲に見えます。雲底より下の湿度は100%を割り込むため、透明になってしまいます。




山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 応募案内についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2024」 については、2023年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。