山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

山の自然学カレンダー2023 5月・霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ

山の自然学カレンダー2023 5月・霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2023年5月版は 黒木康文さんからの応募作「霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ」が採用されています。

2023年5月 霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ/黒木康文
2023年5月/黒木康文・霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ
2023年5月/黒木康文・霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ

撮影:黒木康文
撮影年月日:2019年5月29日
撮影場所・対象:霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ

添えられたテキスト:
ヤマキリシマはツツジ科の低木で九州の火山に分布します。韓国岳1,700mは17千年前に形成された火山で,ミヤマキリシマは森林限界(標高1,500m程度)越の陽当たりの良い所で花を咲かせます。後方が天孫降臨神話の高千穂峰1,574m,手前が2011年に300年ぶりに大噴火した新燃岳1,421mで、その火口は溶岩で埋め尽くされました。大噴火から7年経っても火山活動は終息せず、2018年3月には火口縁から溶岩流があふれ出ました。その跡が新燃岳斜面の舌状の黒い部分です。




山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 応募案内についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2024」 については、2023年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。