山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

多田多恵子さん出演番組が始まりました

山の自然学講座でお世話になっている 多田多恵子さんが毎週水曜日に放映、(再放送もあります)されているNHK Eテレの「趣味どきっ!」という番組で10月第1週から始まったシリーズ

<道草さんぽ>
に出演されています。
今年の春先だったか、番組作成の会社から問い合わせがあって、ご紹介したところ、多田先生も執筆等の合間を縫って対応して下さって 実現したようです!!素敵な番組になっていますが、なにぶん放送時間は大変短くて大幅に編集されていることが見ていてわかります。この合間に何をしていたのかな~~ と何となく想像できてしまう感じです(笑)

放送予定:2021年10月6日 - 2021年11月24日

【放送】毎週水曜日 午後 9:30~9:55 Eテレ
【再放送】翌週火曜日 午後3:34~3:59 総合
【再放送】翌週水曜日 午前11:30~11:55 Eテレ

番組ホームページをご覧になると、エピソードの紹介などもありますので、ぜひそちらもご覧下さい。
第2回の「寺社さんぽ」では 2020年、石井誠治さんの現地講座でご案内いただいた明治神宮が取り上げられています。


さっそく、書店にて テキストを購入して参りました!!
さすが、充実した内容とたくさんの写真で構成されています。自然学講座でご案内いただいているような植物もたくさん紹介されています。ぜひお手にとってご覧下さい。

趣味どきっ!道草さんぽ テキスト表紙
趣味どきっ!テキスト内面(多田先生からのメッセージ)

山の自然学カレンダー2021 10月・奥志賀の凍れる山稜と紅葉の森

山の自然学カレンダー2021 10月・奥志賀の凍れる山稜と紅葉の森

2021年10月「奥志賀の凍れる山稜と紅葉の森」/吉川正幸

山の自然学クラブでは、2019年から「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2021年10月版は吉川正幸さんからの応募作「奥志賀の凍れる山稜と紅葉の森」が採用されています。

2021年10月/吉川正幸・奥志賀の凍れる山稜と紅葉の森


撮影場所:烏帽子岳北斜面下
撮影年月日:2008年10月12日
撮影対象:奥志賀・烏帽子岳(2231 m)と岩菅山
添えられたテキスト:
岩菅山の山頂でみぞれの降る寒い夜を過ごした。翌朝、霧の中で灰色一色の稜線を歩いて、烏帽子岳のクマザサの斜面を下ると、急に晴れて紅葉の色彩の世界に入った。自然林の静寂な世界の中で動物の気配を感じた。はたして森の中で熊の親子に遭遇した。



山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2021版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2022」 については、2021年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

山の自然学カレンダー2021 9月・夕日のバオバブ

山の自然学カレンダー2021 9月・夕日のバオバブ

2021年9月「夕日のバオバブ」/石井誠治

山の自然学クラブでは、2019年から「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2021年9月版は石井誠治さんからの応募作「夕日のバオバブ」が採用されています。

2021年9月/石井誠治・夕日のバオバブ

撮影場所:マダガスカル島
添えられたテキスト:
マダガスカル島バオバブ分布の中心地。島内には8種自生しています。現在太いバオバブは減少中です。乾季が終わるころに焼き畑が実施され、バオバブは炎に包まれ巨樹は樹皮が厚いため残り若木を含む他の木は焼け落ちます。現地では若木は見当たらず火傷を負った巨樹もやがて倒れてしまうのです。乾季は湿度が低く空気が澄み、夕日が美しく輝きます。



山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2021版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2022」 については、2021年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

山の自然学カレンダー2021 8月・越後駒ヶ岳枝折峠の「滝雲」

山の自然学カレンダー2021 8月・越後駒ヶ岳枝折峠の「滝雲」

2021年8月「新潟県魚沼市越後駒ヶ岳枝折峠の「滝雲」」/門司和夫

山の自然学クラブでは、2019年から「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2021年8月版は門司和夫さんからの応募作「越後駒ヶ岳枝折峠の<滝雲>」が採用されています。

2021年8月/門司和夫・越後駒ヶ岳枝折峠の「滝雲」

撮影対象:越後駒ヶ岳枝折峠の滝雲
撮影年月日:2020年8月20日

添えられたテキスト:
2020/8/20撮影。気象条件に恵まれると、奥只見湖で発生した大量の雲が雲海となり山の谷間を埋め尽くす。雲はやがて稜線を越え、滝のように流れ落ちる。これを「滝雲」と称し、大自然が織り成す幻想的な景色として観光の名所になっている。



山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2021版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2022」 については、2021年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

山の自然学カレンダー2021 7月・伊豆大島のサクユリ

山の自然学カレンダー2021 7月・伊豆大島サクユリ

2021年7月「伊豆大島サクユリ」/下野綾子

山の自然学クラブでは、2019年から「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2021年7月版は下野綾子さんからの応募作「伊豆大島サクユリ」が採用されています。

2021年7月/下野綾子・伊豆大島サクユリ

撮影場所:伊豆大島
撮影年月日:2016年7月23日

添えられたテキスト:
伊豆諸島に自生するサクユリは、ヤマユリの変種とされ、日本最大のユリです。大島では溶岩台地に、イタドリやハチジョウススキとともに生育しています。こんな遷移初期の環境で、日本最大と言われるユリの花が見られるミスマッチに、自然の妙を感じます。


山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2021版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2022」 については、2021年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

山の自然学カレンダー2021 6月・田ノ原湿原のブルテとシュレンケ/牡鹿半島のドウメキ砂岩

山の自然学カレンダー2021 6月・田ノ原湿原のブルテとシュレンケ/牡鹿半島のドウメキ砂岩

2021年6月「田ノ原湿原のブルテとシュレンケ」/「牡鹿半島のドウメキ砂岩」

山の自然学クラブでは、2019年から「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2021年6月版は木村隆男さんからの応募作「田ノ原湿原のブルテとシュレンケ」と、
2018年の三陸講座「牡鹿半島不思議発見! ~地質ハカセと歩く自然観察会・牡鹿半島編」で観察した海岸の写真が採用されています。

山の自然学カレンダー2021 6月
2021年6月(1)田ノ原湿原のブルテとシュレンケ/木村隆男

撮影場所:志賀高原田ノ原湿原
撮影年月日:2019年6月30日
添えられたテキスト:
湿原の表面には凹凸の微地形が見られる。シュレンケと呼ばれる凹部は常に湿った状態にありモウセンゴケなどが、またブルテと呼ばれる凸部は地下水位がやや高くここにはヒメシャクナゲなどが、それぞれすみ分けている。

2021年6月(2)牡鹿半島のドウメキ砂岩/2018年三陸現地講座(中村華子撮影)

撮影場所:宮城県石巻市牡鹿半島
撮影年月日:2018年7月15日
添えられたテキスト:
白亜紀の初期に堆積したこの岩石は、真っ白の岩とオレンジ色の岩が交互になっており、中には岩脈も見らます。砂の堆積物が多くを占めており、乾燥した大陸の内陸部で砂が大量に流れてくる環境で堆積したと考えられるそうです。島弧の日本にあって大陸の痕跡が見られる貴重な場所です。



山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2021版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2022」 については、2021年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

久しぶりに三陸の海岸に訪れました

石巻気仙沼の下見打ち合わせ

2021年5月

2021年5月22日、23日に石巻から気仙沼に行ってまいりました。久しぶりに感じますが、これまでの訪問頻度が高いですから(笑)随分と風景が変わったように見えるところもありますが 変わらない皆さんが迎えてくださいました。

登米を通って~

気仙沼登米が舞台になっている朝の連続ドラマが先週から始まりました。
大きな平成合併後の登米市全体が舞台のモデルとなっていて、撮影もかなり広い範囲で行っているようですが、見慣れた風景に 嬉しい毎日(毎日見ているわけではありませんが;)を過ごしています。
中でも登米(とよま)と言えば、私たち2011年から始めた十三浜プロジェクトにつながる活動で何度も何度も歩き回り、たくさんの方々にお世話になってきました。
平成9年(1997年)日本建築学会賞受賞を授賞した「森舞台」など 何度も訪れた場所、よく通る所などが映し出され、嬉しく、たのしいです。

登米・森舞台

こちらが登米の森舞台(伝統芸能伝承館森舞台, 隈 研吾さん設計)です。写真は日本工学院八王子専門学校の渋田雄一先生(当時)と 2012年にはじめて訪問したときに撮影したものです。

登米の森舞台

写真には背景の山があまりうつっていませんが(さらに真夏でわかりにくい)後ろの山林が借景になるように考えられています。
また、この舞台の建築のおおきな特徴のひとつは、ふつうなら隠してある、舞台の床下を見せているところなのだそうです。音響のため置いてあるツボが見えています。これはあまりお能を詳しく知らない者が見ても面白いなと思いました。

登米の森舞台

その登米の中でも登米町森林組合(合併後は登米市森林組合になっています)の竹中さんにはたいへんお世話になり、また、いろいろな情報交換などをさせていただきました。十三浜プロジェクトで2012年、一番最初に製材した木材は、森林組合/竹中さんにお世話になり、登米材木店さん(製材所)に原木を持ち込んで製材していただきました。
竹中さんが今回のドラマの林業部門に協力なさっているというクレジットを拝見してたいへん嬉しい気持ちにさせていただいております(あくまで一方的にです、笑!)
竹中さんは 先進的な考え方をおもちで かつ 熱心に取り組みを進められていて その取り組みがドラマでも多く取り上げられているように感じられます。
今後も地域全体含めてもりあがってくれたら!と願っております。
今度竹中さんにお目にかかったら裏話なんかも聞くことができるかもしれません。たのしみです。

2012年8月30日 登米材木店搬入
2014年6月7日 竹中さんのご案内で見学させていただく
十三浜にて

帰って参りました、十三浜・相川です。 (注:筆者出身地ではありません;)

2021年5月21日 相川にて

いつもお世話になっている小指の遠藤さんがちょうどこんぶの調整作業中で(こちらにはありがたいことに)お目にかかることができました。
作業中のおこぶ・もちろんわかめも;いただいてしまって;うれしいです!
今回はごあいさつだけで失礼いたしましたが ありがとうございます。

十三浜ワカメは まちがいなく、地球でイチバン!のわかめにちがいありません。
三陸各地でいずれも名産のわかめですが 中でもこのあたりは太平洋に注ぐ大河・北上川から供給される栄養で育つのですから!その・十三浜に届く水を運ぶ北上川の流れは、雪解け水で少し茶色く濁っています。川にはシジミ漁船が出ていました。
北上川は遠く八幡平周辺からの雪解け水を運んできます。その年の雪の量や降り方、春の雪解け時期の天候がわかめの成長に大きく影響するのだよ、とは、十三浜の漁師のみなさんから教えていただいたことです。毎年の、奥羽山脈への降雪を気にかけているのだそうです。
彼らの生活/生きざまが THE・自然学<そのもの>です。本当にカッコいい。

by the way, 十三浜プロジェクトは2014年度グッドデザイン賞を受賞しました。
十三浜(相川地区)仮設住宅自治会のみなさん、日本工学院八王子専門学校のみなさん、登米町森林組合、水守の郷・七ヶ宿のみなさん と、山の自然学クラブが地域復興とデザイン教育の連携プロジェクトとして取り組んだ活動を一緒に申請して、受賞対象となりました。
http://shizen.or.jp/tohoku/13hama_goodDesignAward.html
これからも十三浜のみなさんとは関わり合いながら活動していきたいと考えています。

少し飛んで・気仙沼

海べの森をつくろう会の第一回目の植樹祭の場所は木々が大きくなっています!
山の自然学メンバーで(いつだったか)枝打ちをしたのも役に立っていそうで うれしいです。

2021年5月23日 海べの森をつくろう会の植樹地

石井誠治さんと植栽したマツの苗もこんなに大きくなっています!手前にあるハマナスは2014年に海岸で採取した種子から育てた苗木を、2017年に現地の子供たちと一緒に植栽したものです。こちらもずいぶん大きくなりました。

2021年5月23日 海べの森をつくろう会事務所の入り口

山の自然学クラブでは海べの森をつくろう会と協力して、一緒に海岸線を歩いて再生した海岸植物を探し、花が咲くのを待ちながらモニタリングを続けてきました。そして、2014年・2015年に宮城県自然保護課から委託を受けて、海岸植物の採取を始めました。
その後も、砂浜や海岸に再生した植物たちから、種子採取や実生の採取活動を続けてきました。この活動を通じて、海岸植物の再生力を目の当たりにし、現地の皆さんも大いに勇気づけられたようです(私たちもです)。

新型コロナの影響が大きかった昨年・2020年はなかなか現地へは行かれませんでしたので、計画していた活動は延期もしくは検討しなおしとなってしまっていましたが、人数や参加形態を限定しながら、やりやすい形から取り組んでいきたいと思います。
もともと何もないところから、制限だらけのところから始めた活動です。これからも特に大変だとは考えないようにしたいと思います。
また、初心に戻って、希望する参加者で実施する現地講座/自然観察会を企画しようと考えています。宿泊施設も、利用できる施設も十分にあるわけですので、地域外から訪問した方が野外観察をするのにはさほど支障はありません。
ここ数年は 現地ガイドの養成、現地の皆さんをご案内をすることを優先して企画していましたが とりあえずそれらのことにはこだわらない形で企画してみたいと思います。
逆に2011年から10年たった経過やその後の推移を勉強(復習もかねて)していくことも意義があると感じていますし、もうすでに最初に見たところなんて忘れてしまった(?)かもしれません(笑)。

果樹・自然や植物に親しむ関係の活動についても 現地スタッフの方とご相談をしております。大人数/一般募集を呼びかけてイベントをするのはまだ難しいですが、声をかけやすい常連の参加者の方などに、ご家族ごとに参加してもらって、いつもお邪魔している三本木の果樹園に収穫体験のお世話になるような感じであればさほど無理をしないでも計画できるのではないか・・と話し合いました。今年の夏のイベントから、徐々に楽しい企画を再開したいと思います。

山の自然学クラブには 新しい会員の方もいらっしゃいますので、企画を考えます!お楽しみに。