山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

山の自然学カレンダー2023 2月・小鹿野町両神小森堂上のセツブンソウ/寄せ氷

山の自然学カレンダー2023 2月・小鹿野町両神小森堂上のセツブンソウ/寄せ氷

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2023年2月版は 黒木康文さんからの応募作「小鹿野町両神小森堂上のセツブンソウ」 と 池田昌史さんからのの応募作「寄せ氷」が採用されています。

2023年2月/黒木康文・小鹿野町両神小森堂上のセツブンソウ/池田昌史・寄せ氷
2023年2月/黒木康文・小鹿野町両神小森堂上のセツブンソウ/池田昌史・寄せ氷
2023年2月 小鹿野町両神小森堂上のセツブンソウ/黒木康文

撮影:黒木康文
撮影場所・対象:埼玉県小鹿野町両神小森堂上のセツブンソウ

添えられたテキスト:
「春植物」のセツブンソウは、早春の節分の頃に咲くことからその名が付きました。埼玉県両神の節分草園は日本有数の規模を誇ります。自生地は秩父帯の砂岩泥岩互層にあたり、斜面から崩落した岩石が堆積して礫質になっており、落葉広葉樹林、北向き斜面、礫質で湿った土壌といったセツブンソウの生育条件を備えています。地元で保護され広い自生地が守られています。

2023年2月 寄せ氷/池田昌史

撮影:池田昌史
撮影場所:諏訪湖

添えられたテキスト:
冬の風物詩諏訪湖の「御神渡り」は、残念ながら今年も出現せず、「明けの海」となりました。御神渡りになり損ねた氷は砕け・融け、湖岸に打ち寄せられています。この現象を当地では「寄せ氷」と呼んでいます。




山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 応募案内についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2024」 については、2023年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。