山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

山の自然学カレンダー2023 10月・秋の尾瀬湿原

山の自然学カレンダー2023 10月・秋の尾瀬湿原

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2023年10月版は 吉川正幸さんからの応募作「秋の尾瀬湿原」が採用されています。

2023年10月 秋の尾瀬湿原/吉川正幸
2023年10月/吉川正幸・秋の尾瀬湿原
2023年10月/吉川正幸・秋の尾瀬湿原


撮影:吉川正幸
撮影場所・対象:尾瀬ヶ原

添えられたテキスト:
尾瀬ヶ原の北東にある燧ヶ岳(ひうちがたけ2,356 m)から見た尾瀬の湿原は、雲上の箱庭のようであった。1,400 mの高さにある多くの池塘を含む広大な尾瀬ヶ原は、日本だけでなく世界的にも珍しい自然環境であろう。湿原を守るために整備された木道を歩くと、湿原の植物は紅い一色に染まって草紅葉となっていた。湿原の山際には、ブナやダケカンバの葉の黄色にナナカマドの紅葉が彩をそえて散りつつあった。風は冷たく、尾瀬が雪に埋もれる日が近いことを知らせていた。


山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 応募案内についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2024」 については、2023年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。