山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

山の自然学カレンダー2023 4月・阿蘇の里山風景~サクラソウとゼンマイ/外堀の花筏とアオサギ

山の自然学カレンダー2023 4月・阿蘇里山風景~サクラソウとゼンマイ/外堀の花筏アオサギ

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2023年4月版は 中村華子からの応募作「阿蘇里山風景」 と 「外堀の花筏アオサギ」が採用されています。

2023年4月・阿蘇の里山風景~サクラソウとゼンマイ/外堀の花筏とアオサギ
2023年4月・阿蘇里山風景~サクラソウとゼンマイ/外堀の花筏アオサギ
2023年4月 阿蘇里山風景~サクラソウとゼンマイ/中村華子

撮影:中村華子
撮影場所:熊本県阿蘇市・波野地区
撮影年月日:2022年4月30日

添えられたテキスト:
阿蘇の草原は縄文時代から続く「1万年の草原」と言われ、長く人の暮らしとの関わりで形成されてきました。早春、野焼きを終えた草原にはススキなどの長茎草本や木本植物が茂ってしまう前に次々といろんな植物が芽を出し花を咲かせていきます。そしてなにより、人々が楽しみにしている山菜のシーズンでもあります。里では山菜の料理や保存方法、薬草に関する知識や技術がよく伝えられています。

2023年4月 外堀の花筏アオサギ

撮影:中村華子
撮影場所:東京都千代田区
撮影対象:江戸城の外堀(水路)
撮影年月日:2022年3月31日

添えられたテキスト:
江戸城外堀のお茶の水~四谷区間は見附のあとや石垣などが残っており江戸城の風情を間近で観察することができます。水をたたえた外堀は渡り鳥の越冬地としても有名です。飯田橋駅のすぐ脇にあるこの水路はアオサギなどが気に入っているようでよく見かけます。年度末のこの日、ほぼ平年並みの3月20日に開花したソメイヨシノの花びらが花筏を作り、その脇にたたずむアオサギと好対照でした。



山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 応募案内についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2024」 については、2023年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。