山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

山の自然学カレンダー2023 3月・気仙沼大島でジュラ紀の探検

山の自然学カレンダー2023 3月・気仙沼大島でジュラ紀の探検

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2023年3月版は 2016年の三陸現地講座で撮影した「気仙沼大島でジュラ紀の探検」が採用されています。

2023年3月 気仙沼大島でジュラ紀の探検/2016年三陸現地講座
2023年3月/気仙沼大島でジュラ紀の探検(2016年三陸現地講座)
2023年3月/気仙沼大島でジュラ紀の探検(2016年三陸現地講座)


撮影:中村華子
撮影場所:宮城県気仙沼市 気仙沼大島・龍舞崎
撮影対象:三陸現地講座「化石たくさんの岩海岸と白い砂浜の違いは?-気仙沼大島で、地質・地層・化石探検をしよう!」にて浅い海~河口周辺で堆積した地層と生き物化石を観察
講師:鎌田耕太郎先生
撮影年月日:2016年7月24日

添えられたテキスト:
気仙沼大島にはジュラ紀の地層が広く分布し、それに前期白亜紀の堆積物を伴います。島の龍舞崎付近には大島層(または横沼層)とよばれる汽水域から頻海成(浅い海~河口周辺)の堆積物の地層があり、砂岩や泥岩、石灰岩などからなります。この地層には二枚貝や巻き貝、アンモナイトがたくさん含まれています。現地講座ではみなさん化石探しで夢中になりました。


山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 応募案内についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2024」 については、2023年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。


★★★ 三陸地域の魅力を掘り起こす講座を今後も継続的に実施していきたいと思います。
新型コロナの影響でしばらく三陸地域での活動を見合わせていましたが、現地スタッフと楽しい企画を計希求中です!