山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

山の自然学カレンダー2020 5月・新燃岳火口内に咲くミヤマキリシマ

山の自然学カレンダー2020 5月・新燃岳火口内に咲くミヤマキリシマ

2020年5月「新燃岳火口内に咲くミヤマキリシマ(2011年噴火前の光景)」/黒木 康文

山の自然学クラブでは、2019年から「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2020年5月版は霧島ジオパークでガイドもされている黒木 康文さんからの応募作「新燃岳火口内に咲くミヤマキリシマ(2011年噴火前の光景)」が採用されています。


2020年5月/黒木 康文・新燃岳火口内

撮影:黒木 康文
撮影場所:霧島 中岳中腹
撮影年月日:2009年5月23日
撮影対象:新燃岳火口とミヤマキリシマ

添えられたテキスト:
霧島新燃岳は2011年1月に300年ぶりの大規模噴火を起こした。その前の2008年8月にも小規模噴火があり,火山活動の影響からか,2009年5月には以前の美しいエメラルドグリーンの火口湖は茶色に変色していた。火口縁の登山道には,硫化水素臭が流れてきていたが,火山に強いと言われるミヤマキリシマは火口内でも花を咲かせ,火山とともに生きていた。(新燃岳火口は2011年の大規模噴火以降,溶岩で埋まっている)



山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2020版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2021」 については、2020年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。