山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

山の自然学カレンダー2020 3月・お猿畠の大切岸

山の自然学カレンダー2020 3月・お猿畠の大切岸

2020年3月「鎌倉 お猿畠の大切岸(おおきりぎし) 」/杉山 顕一

山の自然学クラブでは、2019年から「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2020年3月版は杉山さんからの応募作「鎌倉・お猿畠の大切岸-不思議な造形」が採用されています。

お猿畠の大切岸/杉山顕一

撮影:杉山 顕一
撮影場所:鎌倉 お猿畠の大切岸(おおきりぎし)
撮影年月日:2019年4月22日
撮影対象:お猿畠の大切岸の断崖の不思議な風化

添えられたテキスト:
「 お猿畠の大切岸(おさるばたけのおおきりぎし)」は、三浦層群の池子層(鷹取山火砕岩層)からなる断崖が幅800 mにわたって連なる14~15世紀頃の石切り場の遺構。断崖は凍結融解の繰返しの風化で凝灰質砂岩の硬い層が残り、軽石を含む軟らかいシルト部分が浸食され、露頭面に不思議な凹凸が作られた。


山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2020版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2021」 については、2020年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。