山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

この夏・阿蘇の草原へ! ~活動へのお誘い

この夏・阿蘇の草原へ! ~活動へのお誘い

自然観察体験会と、草原再生活動 2019年8月

山の自然学クラブに寛解するみなさんへ、阿蘇の草原での活動をご案内しています。
会の独立した活動ではありませんが、自然再生活動部会のメンバーが2017年から何度か現地へ行っており、その中で形作られてきた活動です。東京農大の学生さんにも加わってもらって、
(1)自然体験の活動 ~子どもキャンプのお手伝いなどを通じて普及活動
(2)草原の植物の継続的な観察 ~なみの花暦を作ってプレゼントする
(3)長草型化した牧野の活性化・再生活動
(4)人手の足りなくなっている牧野組合に協力
(5)草原を構成する地産資材の活用拡大

等の目標に向けた活動をしています。

f:id:shizengaku:20190708144102j:plain
外輪山から阿蘇五岳(中央火口丘)を望む
夏の阿蘇はすばらしい景観が広がります!ぜひご一緒下さい。

2019年8月・夏の活動では、
阿蘇子どもチャンプのお手伝いとして、自然の観察会を予定しています。国際ボランティアのみなさんと交流しながら、一緒に実施することを予定しています。
f:id:shizengaku:20190708144442j:plain

ボランティアのみなさんとは、牧野(草原)の再生活動を一緒に行うことも検討しています(天候などにより柔軟に対応します)。

f:id:shizengaku:20190708144846j:plain
2018年夏にナイスのみなさんと行った活動の様子
写真は2018年の協働活動で、荻岳に向かう登山遊歩道の修復を頼まれ、そこにある資材で土留めなどを行っているところです(左の写真はやすらぎ交流館での事前レクチャーです)。

草丈が大きくなってしまっている草原では、少し刈り込むだけで、結構すっきりした感じになります。一部箇所ではこのような作業も予定しています。

f:id:shizengaku:20190708144928j:plain
草原修復作業(左が作業直後、右は2ヶ月半後)

草原の再生活動として、小さめな崩壊(土砂が流出しているところ)を、ススキを使って修復している様子です。小さめなうちには、手作業でも充分土砂を留めることができます。

f:id:shizengaku:20190708145116j:plain
荻岳での修復作業

2019年の夏の活動は、8月11日~12日を中心に活動します。
詳しいことはお問い合わせ下さい。
NPO法人 山の自然学クラブ[自然再生活動部会]