山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

山の自然学カレンダー2023 6月・神秘の池 大沼池

山の自然学カレンダー2023 6月・神秘の池 大沼池

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2023年6月版は 池田昌史さんからの応募作「神秘の池 大沼池」が採用されています。

2023年6月 神秘の池 大沼池/池田昌史
2023年6月/池田昌史・神秘の池 大沼池
2023年6月/池田昌史・神秘の池 大沼池

撮影:池田昌史
撮影場所・対象:志賀高原・大沼池

添えられたテキスト:
志賀高原インタープリター活動のネイチャーガイドウオークや現地講座「とっておき!志賀高原」で訪れる「池めぐりコース」にある”大沼池”は、透明度が高く、見る角度と光の具合で様々に変化し、コバルトブルーやエメラルドグリーンの色合いを輝き見せています。一説には、この池に硫化銅が溶けている為とも言われています。


山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 応募案内についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2024」 については、2023年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

2023年6月17日・山の自然学講座2023「日本の植生」

6月17日の講座会場のご案内

山の自然学講座2023・第5回室内講座

増澤 直先生「日本の植生」

3月12日から全10回を開催している2023年の山の自然学集中講座も室内講座はあと残り1回となりました。
新宿御苑の脇にある新宿区四谷地域センター 多目的ホールで開催します。
四谷地域センター

新宿区四谷地域センター11階から
新宿区四谷地域センター・11階から

今年は様々なお花が早く開花していますが、5月上旬に会場の予約をしに行ったときには、もうスダジイなどが花盛りとなって、強い香りを漂わせていました。

新宿区四谷地域センターは新宿御苑・大木戸門の前にあります
新宿区四谷地域センターは新宿御苑・大木戸門の前にあります

今回の講座も、会場開催+オンライン併用で実施します。
会場のご案内を添付致します。

周辺のご案内
周辺のご案内


会場にいらっしゃることができる方はぜひ、会場で受講してくださるよう、ご案内申し上げます。増澤先生は、当日みなさんにご覧頂けるように、地図や植生図などをお持ちくださり、実際に手に取ってみながら、説明をしてくださいます。
2023年の室内講座も今回で一区切りとなりますので、皆様と一緒に 先生のお話を伺えるのを楽しみにしております。よろしくお願いいたします。

20230617_第5回室内講座ご案内_1
20230617_第5回室内講座ご案内_1
20230617_第5回室内講座ご案内_2
20230617_第5回室内講座ご案内_2

山の自然学カレンダー2023 5月・霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ

山の自然学カレンダー2023 5月・霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2023年5月版は 黒木康文さんからの応募作「霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ」が採用されています。

2023年5月 霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ/黒木康文
2023年5月/黒木康文・霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ
2023年5月/黒木康文・霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ

撮影:黒木康文
撮影年月日:2019年5月29日
撮影場所・対象:霧島韓国岳火口周りに咲くミヤマキリシマ

添えられたテキスト:
ヤマキリシマはツツジ科の低木で九州の火山に分布します。韓国岳1,700mは17千年前に形成された火山で,ミヤマキリシマは森林限界(標高1,500m程度)越の陽当たりの良い所で花を咲かせます。後方が天孫降臨神話の高千穂峰1,574m,手前が2011年に300年ぶりに大噴火した新燃岳1,421mで、その火口は溶岩で埋め尽くされました。大噴火から7年経っても火山活動は終息せず、2018年3月には火口縁から溶岩流があふれ出ました。その跡が新燃岳斜面の舌状の黒い部分です。




山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 応募案内についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2024」 については、2023年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

ワイワイ学校 写真・作品展&フェア/ジュンク堂書店

多田 多恵子さんとお仲間の写真展 開催中です

「ワイワイ学校」作品展&フェア
2023年4月1日(土)~2023年5月24日(水)/ジュンク堂書店 池袋本店7階フロア

4月1日~5月24日まで、ジュンク堂書店 池袋本店7Fフロアにて、多田多恵子さんと、植物仲間のみなさんと恒例の写真展が開催されています。

「ワイワイ学校」作品展&フェア
18年目となる今年のタイトルは
「ここに技あり!植物の知恵」
だそうです。

ワイワイ学校写真展2023
ワイワイ学校写真展2023

お店の方に許可をもらって、写真を撮らせて頂きました(・・という会員の方から、写真を頂きました)。何葉かご紹介します。

ワイワイ学校写真展2023
ワイワイ学校写真展2023
ワイワイ学校写真展2023
ワイワイ学校写真展2023
ワイワイ学校写真展2023
ワイワイ学校写真展2023

池袋にお越しの際はどうぞお立ち寄りください。
店舗の1F 【話題書】のコーナーでは、5月15日まで 「牧野富太郎ブックフェア」もやっているようです!

山の自然学カレンダー2023 4月・阿蘇の里山風景~サクラソウとゼンマイ/外堀の花筏とアオサギ

山の自然学カレンダー2023 4月・阿蘇里山風景~サクラソウとゼンマイ/外堀の花筏アオサギ

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2023年4月版は 中村華子からの応募作「阿蘇里山風景」 と 「外堀の花筏アオサギ」が採用されています。

2023年4月・阿蘇の里山風景~サクラソウとゼンマイ/外堀の花筏とアオサギ
2023年4月・阿蘇里山風景~サクラソウとゼンマイ/外堀の花筏アオサギ
2023年4月 阿蘇里山風景~サクラソウとゼンマイ/中村華子

撮影:中村華子
撮影場所:熊本県阿蘇市・波野地区
撮影年月日:2022年4月30日

添えられたテキスト:
阿蘇の草原は縄文時代から続く「1万年の草原」と言われ、長く人の暮らしとの関わりで形成されてきました。早春、野焼きを終えた草原にはススキなどの長茎草本や木本植物が茂ってしまう前に次々といろんな植物が芽を出し花を咲かせていきます。そしてなにより、人々が楽しみにしている山菜のシーズンでもあります。里では山菜の料理や保存方法、薬草に関する知識や技術がよく伝えられています。

2023年4月 外堀の花筏アオサギ

撮影:中村華子
撮影場所:東京都千代田区
撮影対象:江戸城の外堀(水路)
撮影年月日:2022年3月31日

添えられたテキスト:
江戸城外堀のお茶の水~四谷区間は見附のあとや石垣などが残っており江戸城の風情を間近で観察することができます。水をたたえた外堀は渡り鳥の越冬地としても有名です。飯田橋駅のすぐ脇にあるこの水路はアオサギなどが気に入っているようでよく見かけます。年度末のこの日、ほぼ平年並みの3月20日に開花したソメイヨシノの花びらが花筏を作り、その脇にたたずむアオサギと好対照でした。



山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 応募案内についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2024」 については、2023年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

多田多恵子先生出演番組「道草さんぽ・春」始まります!

多田多恵子先生出演番組のご案内

山の自然学クラブでいつもお世話になっていて、
山の自然学講座 でも毎年講師をお願いしている 多田多恵子さん が出演する番組NHK Eテレの番組、
「趣味どきっ!」道草さんぽ・春 
が2023年4月5日から始まります。
毎週水曜日に放映(再放送もあります)される予定で、今回は9回シリーズのようです。

Eテレ「趣味どきっ」 道草さんぽ・春 2023年4月5日~始まります!

道草さんぽ・春 (1)下町さんぽ 
初回放送日: 2023年4月5日 午後9時30分
毎週水曜日に放送され、翌週に再放送もされると思います。

前回もいろいろなところを巡り、植物観察をしながらのお散歩を指南していた多田多恵子先生の番組。
ご覧になった方も多いことと思いますが 前回は撮影時期が秋以降になっていて、少し物足りなかったと言うことになったのかもしれません。
今回の企画では「春のお散歩」が放映されるようです。もう何回か撮影にいらしたようで、多田先生からは「期待して下さい!」とのご連絡も頂きました。

テキストも販売になっていますので、みなさま ぜひお手にとってごらん下さい!
今回も多田先生からの写真満載、とってもおトクです。

2023年4月・道草さんぽ表紙
2023年4月・道草さんぽ表紙
2023年4月・道草さんぽ(部分)
2023年4月・道草さんぽ(部分)

山の自然学カレンダー2023 3月・気仙沼大島でジュラ紀の探検

山の自然学カレンダー2023 3月・気仙沼大島でジュラ紀の探検

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2023年3月版は 2016年の三陸現地講座で撮影した「気仙沼大島でジュラ紀の探検」が採用されています。

2023年3月 気仙沼大島でジュラ紀の探検/2016年三陸現地講座
2023年3月/気仙沼大島でジュラ紀の探検(2016年三陸現地講座)
2023年3月/気仙沼大島でジュラ紀の探検(2016年三陸現地講座)


撮影:中村華子
撮影場所:宮城県気仙沼市 気仙沼大島・龍舞崎
撮影対象:三陸現地講座「化石たくさんの岩海岸と白い砂浜の違いは?-気仙沼大島で、地質・地層・化石探検をしよう!」にて浅い海~河口周辺で堆積した地層と生き物化石を観察
講師:鎌田耕太郎先生
撮影年月日:2016年7月24日

添えられたテキスト:
気仙沼大島にはジュラ紀の地層が広く分布し、それに前期白亜紀の堆積物を伴います。島の龍舞崎付近には大島層(または横沼層)とよばれる汽水域から頻海成(浅い海~河口周辺)の堆積物の地層があり、砂岩や泥岩、石灰岩などからなります。この地層には二枚貝や巻き貝、アンモナイトがたくさん含まれています。現地講座ではみなさん化石探しで夢中になりました。


山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 応募案内についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2024」 については、2023年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。


★★★ 三陸地域の魅力を掘り起こす講座を今後も継続的に実施していきたいと思います。
新型コロナの影響でしばらく三陸地域での活動を見合わせていましたが、現地スタッフと楽しい企画を計希求中です!