山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

山の自然学カレンダー2022 7月・美ヶ原王ヶ鼻の板状節理/室堂平・神の道のタテヤマチングルマ

山の自然学カレンダー2022 7月・美ヶ原王ヶ鼻の板状節理/室堂平・神の道のタテヤマチングルマ

2022年7月「美ヶ原王ヶ鼻の板状節理/室堂平・神の道のタテヤマチングルマ」/岡本由美子

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2022年7月版は岡本さんからの「美ヶ原王ヶ鼻の板状節理/室堂平・神の道のタテヤマチングルマ」が採用されています。

2022年7月/岡本由美子・美ヶ原王ヶ鼻の板状節理/室堂平・神の道のタテヤマチングルマ

添えられたテキスト:
美ヶ原高原台地西方に張り出した突端にある王ヶ鼻では、溶岩の冷却時に生じた板状の岩石が整然とした美しさで見られます。



山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2023年版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2023」 については、2022年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

山の自然学カレンダー2022 6月・大雪山のお花畑/南アルプス易老尾根・面平、サワラの巨樹が林立する森

山の自然学カレンダー2022 6月・大雪山のお花畑/南アルプス易老尾根・面平、サワラの巨樹が林立する森

2022年6月「大雪山のお花畑」/石井誠治 「南アルプス易老尾根・面平、サワラの巨樹が林立する森」/大蔵喜福

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2022年6月版は石井さんからの応募作「大雪山のお花畑」と、大蔵さんからの応募作「南アルプス易老尾根・面平(標高1500m)、サワラの巨樹が林立する森」が採用されています。

2022年6月/大雪山のお花畑・石井誠治/南アルプス易老尾根・面平の森/大蔵喜福
2022年6月「大雪山のお花畑」/石井誠治

添えられたテキスト:
黒岳とお鉢平の間にある雲の平と呼ばれる平坦な地形に咲く高山植物群落。3万年前の大規模な爆発的噴火により直径約2kmのカルデラが生じました。氷河期に北から分布を広げた北方系植物が気温上昇に伴い高山に逃げた結果生じた高山植物のお花畑です。

2022年6月「南アルプス易老尾根・面平(標高1500m)、サワラの巨樹が林立する森」/大蔵喜福

添えられたテキスト:
300年前の遠山大地震で山体がずり落ちたとも推測できる凹地に端正な樹形をした原生のサワラが植林したかのような趣で林立する。サワラは冷温帯から亜高山帯まで見られるが、最大幹回り5 mもある巨木の一斉林が南アルプスで見られるのは唯一ここ面平に限られている。


山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2023年版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2023」 については、2022年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

山の自然学カレンダー2022 5月・神田川のカワセミ

山の自然学カレンダー2022 5月・神田川カワセミ

2022年5月「神田川カワセミ」/吉川正幸

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2022年5月版は吉川さんからの応募作「神田川カワセミ」が採用されています。

2022年5月/吉川正幸・神田川カワセミ

撮影:吉川正幸
撮影場所:久我山神田川源流近く
撮影年月日:2021年6月11日

添えられたテキスト:
コロナ禍で山にも行けず散歩が日課となった春の日、神田川沿いの道を歩いていると驚くほど綺麗なツガイの小鳥が小魚を取っていた。まさか、カワセミが都会の真ん中に居るとは目を疑った。源の井之頭池の2018年の2回目のかいぼり(底さらい)によって、神田川にも清流が流れるようになり、カワセミが住み着いたのだ。


山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2023年版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2023」 については、2022年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

山の自然学カレンダー2022 4月・フデリンドウ/苗場山山頂部の高層湿原

山の自然学カレンダー2022 4月・フデリンドウ苗場山山頂部の高層湿原

2022年4月「フデリンドウ」/「苗場山山頂部の高層湿原」

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2022年4月版は下野さんからの応募作「フデリンドウ」と 門司さんからの「苗場山(2145m)山頂部の高層湿原」が採用されています。

2022年4月/下野綾子・フデリンドウ/門司和夫・苗場山山頂部の高層湿原
2022年4月(1)フデリンドウ/下野綾子

撮影者:下野綾子
撮影場所:千葉県印西市武西
撮影日:2019年4月21日

添えられたテキスト:
フデリンドウの種子は長さ0.3mmと微小で、芽生えが成長できる養分をほとんど蓄えていません。実は、発芽後の初期成長は共生する菌類からの栄養に支えられています。つまりフデリンドウは自分でも光合成を行いますが、発芽初期は菌従属栄養性を持っているのです。


2022年4月(2)苗場山(2145m)山頂部の高層湿原/門司和夫

添えられたテキスト:
山頂部の平坦面は約600 haの広さがあり、高層湿原が形成され、大小の池塘が点在している。環境省日本の重要湿地500にも選ばれている。


山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2023年版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2023」 については、2022年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

2022年ワイワイ学校作品展「身近な植物観察 道草さんぽ」

「身近な植物観察 道草さんぽ」~5月20日ジュンク堂書店(池袋本店)にて開催中!

2022年ワイワイ学校作品展「身近な植物観察 道草さんぽ」
2022年4月1日~5月20日ジュンク堂書店(池袋本店)にて開催中!

ジュンク堂書店(池袋本店)で多田多恵子さん他の写真・作品展が開催されています。
毎年4月上旬に開催されている展覧会ですが、今年は書展のご都合で展示期間が少し長くなったそうで、5月20日までとなりました。

多田先生からいただいた、ご案内を紹介します。これだけ見ても素敵です。

2022年ワイワイ学校作品展「身近な植物観察 道草さんぽ」

会員の方が会場に行ったそうで、様子を写真撮ってきて下さいました。
まだ少し会期がありますので、ぜひいらしてみて下さい。

ワイワイ学校作品展・ごあいさつ
ワイワイ学校作品展・展示の様子
拡大版

山の自然学カレンダー2022 3月・春の風物詩/菜の花畑

山の自然学カレンダー2022 3月・春の風物詩/菜の花畑

2022年3月「春の風物詩/菜の花畑」/池田昌史

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2022年3月版は池田さんからの応募作「春の風物詩/菜の花畑」が採用されています。

2022年3月/池田昌史・春の風物詩/菜の花畑

撮影日:2021年4月27日
撮影場所:安曇野

添えられたテキスト:
春になり日増しが暖かくなると、郊外のあちこちで菜の花が見頃の時を迎えます。菜の花は「食用の花の意味」で、元々アブラナ等の食用として又菜種油の原料として栽培されてきました。最近は、観賞用の観光資源の役割も大きくなり、ここ安曇野では背景の残雪の山とのコラボで春の風物詩の一つになっています。


山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2023年版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2023」 については、2022年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

山の自然学カレンダー2022 2月・噴煙を上げる阿蘇山中岳/日光白根山7合目の雨氷

山の自然学カレンダー2022 2月・噴煙を上げる阿蘇山中岳/日光白根山7合目の雨氷

2022年2月「噴煙を上げる阿蘇山中岳」/「日光白根山7合目の雨氷」

山の自然学クラブでは毎年、会員からの応募作により「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2022年2月版は2021年10月噴火直後に撮影した「噴煙を上げる阿蘇山中岳」と、小林さんからの応募作「日光白根山7合目の雨氷」が採用されています。

2022年2月/噴煙を上げる阿蘇山中岳・中村華子/日光白根山7合目の雨氷・小林一義


2022年2月(1)噴煙を上げる阿蘇山中岳/中村華子

撮影年月日: 2021年10月31日

添えられたテキスト:
10月20日阿蘇火山中岳第一火口で噴火が発生、火山岩塊が火口周辺に投出、火砕流が北側、南西斜面に流下しました。今回は中岳の火口底にあった岩石や堆積物が、内部で高温と反応して変質した破片が噴出、爆発で吹き飛ばされたものだと考えられるそうです。


2022年2月(2)日光白根山7合目の雨氷/小林一義

撮影場所:日光白根山

添えられたテキスト:
2016年6月3日撮影。前日の雨が枝にとどまり、夜中に氷結した。
青空に輝き、雪のように映えて自然の美しさを見せてくれた。



山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2023年版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2023」 については、2022年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。