山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

気仙沼で出張寄席

2月12日は知人の企画として、気仙沼で寄席を催しました。
午前中は気仙沼公園仮設住宅の集会所で、午後は小原木中学校仮設住宅の集会所で催させていただきました。
集まって下さったみなさん、楽しそうに聞いて下さって嬉しかったです。

この日午前中の会場である、気仙沼公園住宅の中にはコンビニエンスストアの店舗が。
公園は坂の上にありますので、ここにお店があるのは心強いだろうと思います。配送用の車両もあり、配送サービスもしてくれています。

業務用の魚屋さんや酒屋さんが共同でひらいた仮店舗、「さかなの駅」です。さすが専門店が集まっているだけあって、地元の方がたくさん利用され、賑わっています!

この日のお昼はマグロ専門店さん特製のマグロ丼でした!おいしかったです!

午後の会場、小原木中学校が避難所として使われていたころから支援にいらしている、京都在住のドイツの方が提供してくれる毛糸でつくっている
「小原木タコちゃん」

制作の作業をしているうちに、それぞれの方が得意な部分を担当するようになったそうで、今ではすっかり分業化ができて、楽しい手仕事になっているようです。
ウールらしい色あいを生かして、愛嬌のある個性の光るタコちゃん達が出来上がっています!

この日、終了後に小原木の目の前にある大理石海岸に連れて行っていただきました。

三陸復興国立公園の目玉のひとつになるであろう、素晴らしい景勝地です。
美しい海の色、磯遊びなどに加えて、化石や地質の観察、現在は切り出していませんが建材としての用途や歴史について、いろんな角度から大切な資源であり続けると思います。

前日にはネットワークオレンジさんと懇談の時間を持ちました。
私たちからは、ツツジの季節に私たちが実施を予定している自然観察エコツアーの企画などをお話しいたしました。
ネットワークオレンジさんからは、夏・7月に予定されている社会イノベーター公志園やそれにあわせて企画されているマルシェなどについて、ご紹介いただきました。
相変わらずのパワフルな活動、本当に頼もしく、すばらしいです!!
マルシェなどにも、今回のメンバーでご一緒できる可能性がありそうです。私たちでもできることを企画していきたいと思っています。


アート教室から発展してつくられた包装紙、その包装紙でつくった手提げ付き紙袋にお菓子などが入っています。
オレンジさんは、お菓子の袋詰め作業を就業訓練でされていますので、その成果を発揮する、かわいらしい作品になっています。