山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

定時総会と講演会「山から始まる自然保護2016」

山から始まる自然保護2016

2016年2月27日(土)、新宿中央公園内のエコギャラリー新宿で、
山の自然学クラブの定時総会と講演会「山から始まる自然保護」を開催いたしました。
ぽかぽかの陽気の中、中央公園に集まったみなさん、楽しい時間を過ごして頂けたでしょうか。

今年は、島村英紀先生からは「山に登る人間に知ってほしい火山活動の知識」というテーマで講演をして頂きました。久しぶりの島村節を楽しみました。
いつもわかりやすいお話、感謝です。

参加して頂いたみなさん、ありがとうございます!
用意していた会報が全部なくなってしまいましたので、それだけの方にいらして頂けたということですね。嬉しいです。
島村先生のていねいな、わかりやすい図の入ったレジメもみなさんの財産になったことと思います。大切に復習に使って下さればと思います。

今年も楽しい、有意義な活動ができるよう、みなさんと一緒に活動をさせて頂きたいと思います。
会員のみなさん始め、よろしくお願いいたします!

山の自然学講座2016

今年も基礎連続講座「山の自然学講座2016」を実施します

詳細日程・内容がそろそろ決まります。
第1回目の小泉先生の講座の日程が決まりましたので、お知らせ致します。

日程: 2016年3月5日(土) 13:30~16:30
会場: 科学技術館 会議室3 東京都千代田区北の丸公園2番1号

今のところ決まっている日程まで、ホームページに掲載しました。
HP内 山の自然学講座のページは ↓こちらです。
特定非営利活動法人(NPO法人) 山の自然学講座2016 開催要綱

参加(受講)の申し込みもWebから登録できます。
1週間以内くらいに他の日程もすべて確定し、公開します。

1回ごとに参加できますので、お誘い合わせて ぜひご参加ください。
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総会と講演会・島村英紀氏「山に登る人間に知ってほしい火山活動の知識」

2月27日は山の自然学クラブ2016年定時総会と記念講演会「山から始まる自然保護2016」です

各分野で活躍する方々を講師に招き、山と自然を学ぶ「山の自然学クラブ」。
2月27日には、山の自然学クラブ 総会と記念講演会を開催します。
どなたでも無料でご参加頂けますので、ぜひお越しください。

今回の講演会は島村英紀先生にお願いしました!お忙しい中、快く引き受けてくださいました。
テーマ「山に登る人間に知ってほしい火山活動の知識」として話してくださいます。
先生から教えて頂いた、おもな講演の内容です。

テーマ「山に登る人に知ってほしい火山活動の知識」
=講演のおもな内容=
1.日本の火山は世界有数
2.日本にある二つの火山帯
3.日本を襲った過去の噴火
4.東北地方太平洋沖地震の影響・地震にも火山にも
5.宝永噴火は芳詠地震の49日後だった
6.文明を途絶えさせた「カルデラ噴火」
7.噴火予知の難しさ
8.プレートや火山の「恩恵」
9.火山がつくってくれた「土」が植物を育てる
10.地震国・火山国に住む「覚悟」


日程:2016年2月27日 13:00 開場
会場:エコギャラリー新宿(新宿中央公園内)2F研修室
エコギャラリー新宿への地図 - エコギャラリー新宿
   東京都新宿区西新宿2-11-4(新宿中央公園内)

18:00より懇親会 会費:4,000円
 ぶたや 百日紅
 新宿区西新宿7-14-6 第二高橋ビル地下1階

ご都合のよいところだけでも構いません。ぜひお越しください!
最新の日程などはホームページもご参照ください

2016・年始のごあいさつ

2016・年始のごあいさつ

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

山の自然学クラブでは、今年も様々な活動を行っていきたいと考えています。
みなさまのご協力、ご参加、そして活動の企画・実行を お願い申しあげます。
自由闊達が会のモットーです。自然と山とみんなによいことなら、なんでもOK!との精神を大切に、今年もみなさん一緒に楽しんで参りましょう。

富士山の森林復元活動は、この年度末に森林管理署と3回目の協定更新を行う予定です。
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今年もみなさんとご一緒するのを楽しみにしております。

雑誌地図中心12/10発行号

雑誌地図中心12/10発行号・信州上田

会員の堀内さんより、以下のようなご案内を頂きました。
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雑誌地図中心12/10発行の紹介です。
特集「信州上田」(12/10発行)が組まれていますので
新年からNHK真田丸の放映もありますし、
関心のある方もおられることと思いますので、ご案内します。

とのことです、
発行等
発行・編集・問合先:(一財)日本地図センター(毎金発行)
ホームページ:http://www.jmc.or.jp

だそうです。興味のある方は、ご覧下さい。

山の自然学講座2015の最終回

山の自然学講座2015 最終回です

12月1日、今年リニューアルして開催した山の自然学講座2015の最終回、
第7回目の室内講座です。
今年の通し受講の方は、13名。みなさんに、今回の講師でもある大蔵理事長から修了証が手渡されました!
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お休みされた方もありました。お天気を心配した日もありました。会場トラブルでご迷惑をおかけ致しましたことも。ですがなんとか今年も全課程を終了することができました。
ご参加くださったみなさん、運営にもたいへん助けていただきました。ありがとうございます。
講師のみなさま、
会場をご提供くださり、広報にもご助力頂きましたICI石井スポーツ様、
そしてたくさんのお手伝いをしてくださった会員のみなさま、
本当にありがとうございます。

来年以降も、また改善しながら継続を予定しております。

紅葉と渓流・三頭山の現地講座

紅葉と渓流・三頭山の現地講座

11月15日は山の自然学講座2015 の現地講座・3回目の三頭山です。きのうが雨でしたので実施を心配していましたが、だんだんと霧が晴れて遠くが見えるようになりました。
三頭山は、増澤先生の学生時代の研究フィールドです。毎日、いえ、1日2回も通いながら調査をした学生時代のお話をして下さいました。不思議な地形、豊富な植物、渓畔林と斜面、尾根、それぞれの森のかたちとその移り変わりが今日のテーマです。
都民の森入口にある森林館の周りはトチノキやケヤキの大木が。ふつうに斜面に見えますが、昔の沢だと考えられるそうです。

典型的な渓畔林に見えますが、この中でも樹種によって微妙にすみわけているのだそうです。サワグルミぱ沢底の定期的に氾濫するところ、シオジは斜面に多いことが調査でわかったそうです。
さらに山頂付近の尾根で見られるきれいなブナですが、幼木は少なく、以前調査されていたときにはたくさんあったブナの成木・大木は半分くらいになってしまったそうです。
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斜面をどんどん登っていく先生。みなさんも話を聞きながらついていきます。たしかに小さなブナの木は少ないようです。実生の生存や動態には様々な要因が関係しているそうで、ネズミの活動は影響がありそうだとのこと。

うーん、いろんな角度から見れば見るほど知見が深まっていくのかもしれません。

みなさんのお心がけがよかったということでしょう。午後には晴れ間も見えて暖かくなりました。そして八王子方面も見渡せるようになり、美しい紅葉の斜面を見ることができました。
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増澤先生、ご案内ありがとうございます。お世話役の室村さん、そして参加者のみなさんも、おつかれさまでした。
暖かい陽射しを届けてくれた太陽にも、御礼を言いたいと思います。みなさん、ありがとうございました!