日本工学院八王子専門学校に参りました。学園祭の準備が整いつつあるキャンパスです。
こちらでは、石巻市北上町十三浜から津波により枯れてしまったスギの木をお借りして、現地の方々が農作業などに使う小屋を製作してくださっています。
専門学校1年生が「はじめての建築」という課程授業で取り組んでくれています。
10月の学園祭で完成した作品を展示し、投票数で優秀作品を決めるそうです。
あと製作期間2日あまり。佳境です！
そして冬の間に十三浜へ運び、設置を行う予定です。
現地のみなさんに使って頂くための工夫を、一生懸命考えているようです。
道具が入れやすいように、中でも座れるように、外（海）も見えるように、そして現地の強い風でも屋根などが飛ばされないように... 課題はたくさん。
でも、柔らかいスギの感触はよいもので、ムクならではの風合いがあります。
本格的に木材を扱うことははじめての学生さんもいるようで、いろんな発見や苦労があったようですが、もう少し、がんばってください！
