山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

山の自然学講座2018の最終回

山の自然学講座2018 無事に終了しました

2018年11月10日 最終回・大蔵理事長の講義と終了式

今年も10回シリーズで実施しておりました、山の自然学・連続講座2018年 が最終回となりました。
大蔵理事長からの最終回の講座テーマは「アウトドアで考える危機管理と自然学」です。が、最初はまず、長年継続してきたアラスカのデナリ(マッキンリー)での気象観測の体験と成果についてお話し下さいました。いろいろな経緯や体験があったことを伺います。アウトドアのスペシャリストの大蔵さんのお話はどこをとっても体験に基づいた説得力があります。しかし、なんと言っても、「現地での活動を継続しないと取れないデータがあるのだ」と言うことを強く感じさせてくれる、山の自然学ここにあり、というお話に毎回の事ながら感慨を持つことのできる時間でした。

今回が2018年の講座の最終回となりますので、最後に今年の講座を全課程お申し込み下さったみなさんに、大蔵理事長から、修了証を手渡しして、今年の「山の自然学講座2018」は打ち上げとなりました。

ご協力下さったみなさん、ありがとうございます!

講義終了後には、自由参加で交流会「山の自然学を語り合おう!」を行いました。山の自然学講座の講師をして頂いている目代先生、森先生、下野理事がいらして下さり(ありがとうございます!)、講義の感想などを聞いているのも印象的でした。この日は山の自然学クラブの会員や役員も何人か参加させていただき、日ごろの活動や考えについて楽しく語り合うことができました。

2019年も概ね同じ様な内容にて 10回シリーズの「山の自然学講座2019」の実施を予定しています。
第1回は2019年2月2日の午後、エコギャラリー新宿にて 恒例の
小泉武栄先生による「山の自然学とは」をメインテーマに、開講します!

小泉先生は楽しい語り口で、日本を始めとする山や自然の魅力を説明して下さいます。先生の最近の関心事などを含めて幅広くお話を伺えるとお思います。
氷河時代と日本の風景、モンスーン気候と日本列島、火山列島にある美しい山並み、東京都等々低地にまで分布している高山植物、など、楽しい話を伺えると思います。

近日のうちに、全日程のご案内をできるように、準備を進めています。
決まりましたらご案内させて頂きます。また2019年もたくさんの方と山と自然の楽しさを共有できるように、と考えています。お楽しみに!