山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

山の自然学カレンダー2021 3月・小川町の里山風景-カタクリとシュンラン

山の自然学カレンダー2021 3月・小川町の里山風景-カタクリとシュンラン

2021年3月「小川町の里山風景-カタクリとシュンラン」/中村華子

山の自然学クラブでは、2019年から「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2021年3月版は 自然再生活動・里山再生活動を担当する中村から、早春の里山のお花を撮影した写真です。

2021年3月/中村華子・小川町の里山風景-カタクリとシュンラン

撮影場所:埼玉県小川町
撮影年月日:2020年3月22日

添えられたテキスト:
埼玉県小川町では、地域の方々が協力して里山の風景を残す維持管理活動を継続しています。春先には住宅地のすぐ裏、寺社の境内など多くの場所でカタクリニリンソウ里山の春の花が咲いて、地域の春の風物詩となっています。



山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2021版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2022」 については、2021年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

山の自然学講座2021・第2回講座「日本の成り立ちと山の地質」

山の自然学講座2021 2021年2月16日第2回室内講座
日本の成り立ちと山の地質・柿崎喜宏先生

山の自然学クラブが主催して毎年実施している
「山の自然学講座2021」
2021年は2月6日~6月19日に全11回実施します!今年は現地講座の回数を増やしました。みんなで現場を歩きながら様々な議論が出来ることと楽しみにしております。

第2回は柿崎喜宏先生の室内講座です。2月16日に開催いたしました。今回は「日本の成り立ちと山の地質」について 講義していただきました。

2021年2月16日 柿崎先生の熱心な講義!

地球の地殻の仕組み・プレートテクトニクスのご説明からはじまりまして、
アジアの東端にある日本列島・沈み込み帯と周辺のプレートについて、日本の土台を形成する付加体、火山弧・火山が列をつくる理由、沈み込み帯の変成岩、インド大陸の衝突とヒマラヤ・チベット日本海の誕生について、そして伊豆・小笠原弧の衝突、そして最後に日本列島の圧縮と隆起・山地の形成について
 ・・と順を追ってていねいにお話しいただきました。
地球全体から俯瞰して、日本列島を見直すことができましたことと思います。

先生はそれぞれの特徴のよくわかる岩石サンプルをお持ち下さり 見せて下さいました。画面越しのオンライン受講のみなさんにもご覧頂きましたが、特徴がわかったでしょうか?

お持ち下さったサンプルなど
お持ち下さったサンプルなど・2

今回は2月6日 第1回の室内講座に続いて会場ご参加のみなさん+オンライン(zoom)受講のみなさんと一緒に講義を受けるかたちで行いました。遠くからのご参加の方も、都内からのご参加の方も、ありがとうございます。

2台のPCで切り替えながら実験の中継などをしようと予定していたのですが、思ったようにできなくて受講のみなさまには見にくい・聞きにくいところがあったことと思います。
申し訳ありません;;
試行錯誤しながらの実施となり これからもいろいろと不手際 ご迷惑があるかと思いますが 広ーいお気持ちでおつきあい願えましたらたいへんありがたいです。(言い訳がましくすみません;)

とはいえ、次回・3月2日 今度は「日本の植生」、次回は2月6日・16日と同じ会場を使わせていただき、同様のかたちで開催します。
複雑な地形や気候変動の結果みられる現在の日本列島の植物層について増澤先生が講義をして下さいます。どうぞお楽しみに!


山の自然学講座2021 はまだまだ残りの講座があります。ご都合に合わせて ぜひご参加下さい。
講座の日程、実施内容、お申し込みなどのご案内はホームページをご参照下さい。
山の自然学講座2021/NPO法人山の自然学クラブ

山の自然学講座2021

山の自然学カレンダー2021 2月・湖明け(うみあけ)

山の自然学カレンダー2021 2月・湖明け(うみあけ)

2021年2月「湖明け(うみあけ)」/池田昌史


山の自然学クラブでは、2019年から「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2021年 2月版は池田昌史さんからの応募作「湖明け(うみあけ)」が採用されています。

2021年2月/池田昌史・湖明け(うみあけ)

撮影場所:裏磐梯・檜原湖
撮影年月日:2020年2月16日

添えられたテキスト:
「湖明け」という春の季語があります。冬の間結氷していた氷が解け、湖上には波が立ち湖が動き出すその土地の貌を映し出す季節の「ことば」です。いつもは3月下旬頃が湖明けで、2月上旬の檜原湖ではまだ全面結氷していてこうした貌は見せないのですが、昨年は薄氷がモザイク模様に砕けた珍しい自然現象が見られました。



山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2021版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2022」 については、2021年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

山の自然学講座2021開講しました!

山の自然学クラブが主催して毎年実施している
「山の自然学講座2021」

2021年は2月6日~6月19日に全11回実施します!今年は現地講座の回数を増やしました。みんなで現場を歩きながら様々な議論が出来ることと楽しみにしております。

講座の日程、実施内容、お申し込みなどのご案内はホームページをご参照下さい。
山の自然学講座2021/NPO法人山の自然学クラブ

山の自然学講座2021

毎年恒例・第1回は小泉武栄先生の室内講座です。2月6日に開催いたしました。
当会の名称にもなった「山の自然学」の考え方・などから お話をして下さいます。

山の自然学講座・2021年第1回講座!

今年は新型コロナウイルス感染症の対策のため、一部の室内講座はオンライン受講を可能にしました。2月の6日、16日 の室内講座2回分はオンライン対応を決め、受付させていただきました。そのため、6日の講座には山形県佐賀県など 遠方からもつないでご参加下さった方がありました。

スタッフ一同 心から御礼申し上げます。


このように手軽にオンライン講座を実施するのが可能になったことは、いまの便利さのひとつですが、遠く離れていても一緒に議論をしたり、話題を共有できたりと格別な楽しさをもてるものです。
もちろん、一緒に五感を使う 音や風を体感するなど 同じ空間を共有しないと出来ないこともありますし、それはそれでの便利さ・不自由さもありますが それぞれの良さを生かしながら工夫して企画していけば、可能性は様々に広がると感じます。
これからもみなさんと一緒に考えて楽しんでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

山の自然学講座のPR動画を公開しました

山の自然学講座のPR動画を公開しました

昨年いくつかの講座では、講座の様子を撮影して 動画を後から受講していただくことを可能とさせていただきました。これは当日撮影して、後から編集作業をして、YouTubeにupする、という実は膨大な作業が必要で、担当していただいたスタッフの方には大変なご協力を頂いて実現したものです。
講座を中継することも考えましたが、機材や許可等を含めて それはそれで難しく、急遽手配してのことでした。

それはともかくとして、動画コンテンツができましたので、それを生かしてPR資料をつくろう!!というお話になりまして、
(何人かの方には)お待たせしました!

山の自然学講座のPR動画を公開しました。講座ホームページ および 自然学チャンネル に掲載しています。※音楽つきですのでご了承・ご注意下さい。
youtu.be

さすがのクオリティです・・。 ぜひご覧下さい!

いつもの山歩きが「もっと」楽しくなる!山の自然学講座2021

今年・2021年も山の自然学講座は2月6日から開催いたします。今年は室内講座が当面実施しにくい状況が続くと予想されますので、講師のみなさん、スタッフのみなさんと相談して、現地講座の回数を多めに計画しました。
山の自然学講座2021/NPO法人山の自然学クラブ

また、新型コロナウイルス感染症の影響により首都圏などに緊急事態宣言が出されるなど 会場の定員削減、移動や行動の制限が必要とされる状況が継続しておりますので、一部の講座でオンライン講座を実施することになりました。会場参加は上限人数までの先着順とさせていただきます。定員になった場合、オンライン受講が可能な場合は受付させていただきます。

室内講座の一部はzoom受講が可能です!

お申し込み お待ちしています!

・・みなさまからも ぜひいろいろなご意見などお寄せいただけましたら幸いです。
すぐには対応できないことも多いと思いますが、スタッフ一同相談しながら、より充実した、より楽しい講座を企画・継続していきたいと考えています。

動画から・01

動画から・02

動画から・03
動画から・04
動画から・05

山の自然学カレンダー2021 1月・ゴルナーグラート展望台からのモンテローザと氷河

山の自然学カレンダー2021 1月・ゴルナーグラート展望台からのモンテローザと氷河

2021年1月「ゴルナーグラート展望台からのモンテローザと氷河」/黒木康文

山の自然学クラブでは、2019年から「山の自然学カレンダー」を製作しています。会員から自然や自然保護に関する写真などを募集して、各自の研鑽に役立てていただく、また、活動のアピールをしていただく活動です。
2021年1月版は黒木康文さんからの応募作「ゴルナーグラート展望台からのモンテローザと氷河」が採用されています。

2021年1月/黒木康文・ゴルナーグラート展望台からのモンテローザと氷河


撮影場所:スイス ゴルナーグラート展望台(3,131m)
撮影年月日:2019年7月5日
撮影対象:スイス最高峰モンテローザ4,634mと氷河

添えられたテキスト:
左側の山がスイス最高峰モンテローザ4,634 m。右側はリスカム4,527 m。モンテローザの左から流れるのがゴルナー氷河で,かつては右下に続いていたが,地球温暖化の影響で溶けて途切れたらしい。リスカムの左から流れるグレンツ氷河が,ゴルナー氷河に合流する。温暖化が続くと氷河は溶け,山の地肌が拡がるのだろう。


山の自然学カレンダーにこれまで応募された作品について、および 2021版(応募案内)についてはホームページをご参照下さい。

「山の自然学カレンダー2022」 については、2021年9月に作品の公募を行い、11月に作成する予定です。会員のみなさんは、ぜひ日頃気になった風景や景色、自然現象を記録していただき、すてきな作品を応募して下さるよう、お願いします!
製作したカレンダーは 一定以上のご寄附をいただいた方にお渡ししています。
詳しくは事務局へお尋ね下さい。

山の自然学2021年カレンダー 完成予定!

山の自然学2021年カレンダーの製作報告

カレンダーのご注文 受付開始します!

山の自然学クラブでは、2019年から会員から内容を募集してカレンダーを作成しています。昨年・2020年からは1月~12月のカレンダーを作成いたしております。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で理事会の開催が出来ず、募集や作成の作業が遅れてしまって完成もずれ込んでしまっておりました。
お待ちいただいていた 会員のみなさまには申し訳ありません。

12月17日に完成(納品)の予定です。みなさんからの注文を受付させていただきます!
ご注文頂いたカレンダーは、12月20日会場でのお渡し/振替用紙を同封して配送 のどちらも可能です。(会員の方は会員と一緒に送金していただくことでOKです)
今回も 会員諸氏の力作がならんでおります。ぜひお取り寄せ下さいますよう、ご案内を申し上げます。

ご注文は、事務局まで メール等でお知らせ下さい。
どうぞよろしくお願い申し上げます!

サンプル:2021年表紙

20201年カレンダー 表紙/大蔵喜福

2021年1月~3月(画像部分)

2021年カレンダー 1月-3月掲載写真