山の自然学クラブ 事務局ブログ

事務局へ寄せられた、会の活動報告や、会員のみなさまのご活躍を発信します。絵日記担当:中村が更新しています。

海べの森をつくろう会さんへの訪問

十三浜プロジェクト/気仙沼の海べの森をつくろう会さんへ

十三浜プロジェクトでは、2016年から気仙沼の「海べの森をつくろう会」さんの活動地でも、現地活動をさせて頂いています。
海べの森をつくろう会は、屋敷林の再生活動を中心に様々な活動をしています。生涯学習活動を通じて地域の宝を発見したり、伝統的な手法や生活習慣などを再発見しつつ、地元の魅力を掘り起こし、地産品開発を推進したりする活動に繋げてきています。

ベンチや展示台は有効に活用して頂けそうなので、日本工学院のみなさんが「おおたオープンファクトリー」用につくった棚などを改良して持ってきて下さいました。

ジャムを置くと、とっても素敵な感じです。

今回、以前移転地で伐採したケヤキを輪切りに切ったそうで、先生が持ってきて下さいました。前日に念入りにグラインダーかけていらっしゃいましたので、きれいです。さっそく試作品のジャムを並べてみます。ウッディなジャム達です!
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みなさん、ご自分達が持ってきたベンチにさっそくすわって使っています; スギの無垢材で、触り心地、座り心地もよいのです。

さて、今回は活動を初めて最初の年につくった作品をバラした材を少し持ってきました。しっかり紙やすりをかけている材なので、果樹園の踏みづらの改良に使ってみました。
 
なかなかいい感じになったかな?と思いますが... 雨が降ったあとどうなるか、後日伺ってみたいと思います。
これが結構よいようでしたら、過去に持ってきた材がもう少しあるので、果樹園の歩道などにも使ってみてはどうかと思っています。またみなさんに相談しながら活動を進めていきたいと思います。

実はこの材は、一番最初にこの活動を始めたときに木を提供して下さった小山さんの山から頂いたものです。小山さんがいらっしゃらなかったらこの活動はできなかったかもしれません。改めて、感謝を申しあげます。
初心を忘れず、これからも活動をしていきたいと思います。